脱・汚部屋!一人暮らしのワンルームを片付ける方法とは?

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  • 一人暮らしだし、そんなに掃除しなくても良いか…
  • 片付けしなきゃとは思ってるけど、時間がない…
  • 収納する場所がほとんどないから片付かない…

1Rや1Kなどのワンルームが中々片付かなくてお悩みではないですか?

 

ワンルームは収納が少なかったり、学生や社会人になったばかりの人が多くて、初めての環境で忙しくて気づけば散らかり放題の汚部屋になっていたという事がよくあります。

一部屋しかないスペースに物があふれていると、帰って来てもストレスが溜まりますよね。

 

どうにかしなきゃ、でもどこから手をつけて良いかわからない…という人のために、今回はワンルームが片付かない理由と、片付けるコツをまとめました。

ワンルームが片付かない理由とは?

たった一部屋とはいえ、なんでこんなに散らかるの?と不思議ですよね。ワンルームならではの片付かない理由があるんです。

収納場所が圧倒的に少ない

一般的なワンルームというと、6畳〜8畳のリビングに小さめのキッチンとユニットバス・トイレがついているのが定番です。

収納スペースは小さいクローゼットが一つきりか、もしくは全くない場合も珍しくありません。

 

用意した収納家具が大きかった場合は、逆に部屋を圧迫してしまい窮屈な部屋になってしまう事も。

部屋の大きさに対して物が多すぎる

部屋の下見の時には思ったより広く見えたかもしれませんが、実際にベッドや大きな収納棚を入れてみると半分以上のスペースを取られてしまうほどワンルームは狭い部屋です。

 

それでいて収納スペースは限られているため、たくさんの物があるとたちまち収納場所に収まりきらずあふれかえってしまいます。

自分の持ち物以外の生活用品が増える

「物が多いと言っても、実家の部屋ではちゃんと片付いていたのに…」と思うかもしれませんよね。

 

実家では自分の部屋に自分の持ち物だけを管理しておけば良かったのですが、その時の持ち物をそのまま持って来ても収納スペースに収める事は出来ません。

 

一人暮らしが初めての場合は特に戸惑うかもしれませんが、生活していくうちに自分の持ち物だけでなく、トイレットペーパーなどのストックや、掃除用洗剤の管理、お風呂やトイレ、キッチンにかけておくタオルなど、たくさんの生活用品が増えていきます。

自炊をするのであれば食品はもちろん、鍋やフライパン、包丁などの調理道具もいりますよね。

 

このように一人暮らしでは自分の物以外に生活用品を収納するスペースも確保しておかないと、物があふれがちになってしまいます。

片付ける時間がない

ワンルームを利用する人といえば学生や、社会人になりたての人など単身者が多いです。

日中は学校や仕事、人によっては夜もアルバイトなどでほとんど家にいない事もしばしばあるのではないでしょうか?

 

そうなると家に帰るのは「寝に帰るだけ」という人も多いため、そのスペースさえ確保できれば片付けは後回しにしてしまいがちに。

 

休日にまとめて片付けようと思っても、いざ休日になると友人と遊びに出かけてしまったり、貴重な休みをわざわざ掃除や片付けにあてるのはもったいないと感じて、ズルズルとそのままにしてしまう事もあります。

散らかしても注意してくれる人がいない

実家などの場合だと部屋が散らかっていれば、まず親が口やかましく言ってきたり、勝手に片付けてしまう事もよくありますが、一人暮らしでは自分しかいないためついつい気が緩みがちに

 

その結果ゴミが溜まりがちになったり、服を脱いだら脱ぎっぱなし、食器も洗わずそのまま積み上げてしまうという事もあります。

 

また、一人暮らしだとゴミがそれほど溜まらないため、次のゴミ収集日に出そうと思って忘れてしまったり、夜勤や残業、遅い時間までアルバイトをしている人はそもそも指定された曜日や時間までに持っていく事が出来ずゴミが溜まってしまったといったケースも。

ワンルームを片付けるコツ

ワンルームの場合は片付け自体それほど難しい事はありません。

狭いためにごちゃついた部屋になりがちですが、本当に必要な物だけを厳選するようにすれば、狭くても快適な部屋に変わりますよ。

不要な物を全て処分

最初に不要な物を処分する事から始めましょう。飲みかけのペットボトルや空いた弁当箱、チラシやDMなど、誰が見てもゴミとわかる物から先に処分していきます。

 

地区のゴミ収集所に出す場合は、ゴミの分別や指定された曜日や時間帯などのルールがあるので確認が必要です。自治体のホームページなどで調べる事が出来ますよ。

 

どうしてもゴミが多すぎて自分では捨てられない時は民間のゴミ回収業者に依頼するという方法も◎。

お金はかかりますが、分別不要で引き取ってくれるところもあるので、片付けの時間があまり取れなかったり、地区の指定の曜日に出せず困っている場合は便利です。

本当に必要な物やよく使う物を先に分ける

ゴミを片付けたら次は物の仕分けです。

 

ここで物がたくさんあると、何を残しておけば良いか分からなくなってしまいがちですよね。

一つ一つ見ていっても「もったいないな」とか「また使うかも…」と思うと、結局残す物ばかりになってしまい一向に片付きません。

 

まずは、普段よく使う物や本当に必要で何があっても捨てたくない!と思う物から分けてしまいましょう。

自分にとって大事な物を先に選び、その収納場所をまず確保しておけば、後は残ったスペースに入る物だけしか置けなくなりますよね。

迷っている物も選別する

次に捨てるか残すか迷う物に取り掛かります。残っているスペースはわずかなので、入りきる分だけにしておきましょう。

一般的な処分の判断基準は?

服や小物
過去1年間で着ていない物や使っていないハンカチ、あまり履かない靴下やストッキングなど

 

化粧品

使いかけの化粧品や店頭でもらったサンプル、同系色で複数あるリップやチーク、アイシャドウなど

 

本など

読んでいない雑誌、フリーペーパー、読み返さない本や資格取得のための教本、家電の取扱説明書など

 

キッチン用品

普段使っていない食器、調理器具、コンビニでもらってきた割り箸やおしぼり、複数あるカトラリーなど

 

バストイレ
多すぎるタオル、あまり使わないボディクリームなどのケア用品

ストックはどうする?

洗剤や石鹸、トイレットペーパーなどのストックは一袋分だけなど、使うサイクルに合わせて自分にあったルールを作り、それを超える数は買わないようにしましょう。

掃除グッズは?

洗剤などは使用場所や用途によってそろえがちですが、出来るだけ複数使い回しが出来る物が効率的。
重曹は一本あれば色々な用途に使えるのでおすすめです。

部屋をエリアごとに分けて収納する

大事な物だけを残したら、次はどこに何を置けば使い勝手が良いかで部屋の中をエリア分けしてしまいます。

例えば

  • ベッドがある場所は服など身支度に必要な物を収納するエリア
  • リビングとして使う場所には日用品の他にCD、DVD、雑誌などの娯楽を収納するエリア
  • あまり使わない場所はキッチンやバストイレのストック品を収納しておくエリア

などをあらかじめ決めておくと、収納する時に迷いません。

エリア分けができたら定位置を決めて収納していきます。

 

使用頻度の高い物は手に取りやすく戻しやすい場所に、使用頻度の低い物は箱や収納ボックスにつめて手が届きにくかったり取り出しにくい奥へ収納するのがコツです。

 

ここで、収納場所が足らないからと安易に収納家具を増やすのはおすすめしません

限られたスペースのワンルームが更に狭くなるのもありますが、収納スペースが増えると「まだ入る」という気持ちのゆとりからついついちょっとした物を買ってしまいがちに

するとまた部屋の中に不要品が増えてしまい、散らかりやすくなる→とりあえず空いてる所に押し込む→物がどこにあるかわからない→同じものをまた買ってしまう→物があふれて片付かないという負のスパイラルになり、汚部屋に逆戻りしてしまいます。

 

収納家具を買う時は「何を入れるのかきちんと決めてから」その物に合う収納家具を買うようにしましょう。

本やアルバムなどかさばる物の収納方法を変える

本や家電の取扱説明書、写真やアルバム、CDなどはかさばる上に数が多くなりがちです。

 

本は電子書籍に変える事もできますし、家電の取扱説明書はメーカーと品番をネット検索すれば出てきます。

写真などもデータで保管した方がかさばりません。CDもYouTubeで聞いたり、ネットでダウンロードして保存しておくなど、数が多くなりがちな物は出来るだけかさばらない方法に変えましょう。

出しっぱなしを防ぐ工夫をする

一人暮らしをしていると、日によってはアルバイトや残業などでへとへとになって帰って来る日でも、片付けをしてくれる人はいません。

疲れて帰ってきた時は、服もかばんも放り出してさっさと休みたいところですが、そんな日が続くと気づいたら部屋の中がぐちゃぐちゃになっていた…という事にもなります。

 

そうならないように、疲れて帰って来た日でもさっと戻せる場所や一時保管場所を作るなど散らからないための工夫をしておきましょう

  • 帰ってきてすぐ上着やかばんをかけておけるハンガーラックを玄関に置いておく
  • 一度着た服でも汚れていないからすぐには洗わない物や、クリーニングに出す予定の服の一時置き場を作る
  • 持ち帰った資料や配布物、郵便物などの紙物をまとめて入れておく場所を用意しておく
  • ベッドに放りがちなパジャマや部屋着を入れておくカゴをベッド脇に置いておく
  • 毎日使う時計やアクセサリーなど散らかりがちな小物をまとめておくトレーを玄関に置いておく

出来るだけ帰ってきた時の動線上に一時保管場所を置いておくと、近くの床やソファに放り投げておく事も減り、散らかっているように見えなくなりますよ。

まとめ

ワンルームという限られた場所では、出来るだけ最低限の必要な物だけでまとめるようにするのが一番のコツです。

物が少ないと掃除も楽になりますし、収納家具で部屋が狭くなった…という事もなくなりますよ。

一人暮らしだと片付けの時間も限られたり、ついつい後回しにしがちですが、ワンルームであれば全てを片付けるのに数時間で済む事がほとんど。

スッキリと片付いた部屋なら、疲れて帰ってきた日でもゆっくりくつろぐ事が出来るので、心身ともにリラックスできますよ。

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