・妊婦期間ってあっという間、もう臨月になっちゃう
・こんな散らかった部屋に赤ちゃんを迎えても大丈夫かな・・
・赤ちゃんとの生活のイメージが沸かない・・
赤ちゃんを迎えることはとても嬉しいことですよね。
出産を目の前に控えている妊婦さんにとって、部屋の掃除や赤ちゃん用品の準備は早く済ませたいのに、なかなか思うように体が動かない日もありますよね。
どこまで部屋を掃除したらいいか、何を段取りしておけばいいのか初めての出産ならよくわからないし、心配だと思います。
この記事では無理せずに出来る片付けの3つのステップと臨月にやっておいたほうがいいこと、NGなこともお伝えします。
今やるべきことと、やらなくてもいいことがわかれば安心して出産に臨むきっかけになりますよ。
片付けの前に、臨月の体について知っておいてほしいこと
臨月とは妊娠36週から39週のことを指します。40週は出産予定日ですから本当にもうすぐですね。
これから臨月を迎える、もしくは臨月の妊婦さんはこの時期の過ごし方はとても重要です。
37週から正産期といって、赤ちゃんが十分育っていていつ生まれても大丈夫な時期に入ります。
その為、適度な運動や家事は出産の為の体力をつける意味でも推奨されています。
一方でお腹のハリやむくみも増える時期ですので、しっかり休息をとりながら部屋の片づけをしてください。
臨月のお腹は更に大きくなるので、体のバランスが悪くなり転倒もしやすく、腰痛にもなりやすいので注意してくださいね。
3つのステップで片づける
部屋の片付けは何から手をつけていいか迷いますね。
時間が限られている臨月の妊婦さんにおすすめしたいのは、寝室とリビングの2か所の片付けです。
赤ちゃんが夜眠る場所である寝室と、日中活動するリビングを片づけておけば、出産後安心して過ごすことが出来ます。
赤ちゃんとの生活をイメージすることで、今しておくべきことが見えてきますよ
1、床に置いてある物の整理
2、床掃除
3、赤ちゃん用品の収納場所確保
1、床に置いてある物の整理
忙しいと床に物を置きがちですよね。
脱いだ後の洋服や靴下、洗濯後に後でたたもうと思った洋服、数日前に使ったカバン、インターネットで頼んだ荷物の段ボール。
放置してしまっていた物を、正しい場所に戻せば床に置いてあるものは片付けられます。
とりあえず床に置いてしまう時は、カラーボックスを寝室、リビングに1つずつ設置しておくと床のスペースを保つことができますよ。
赤ちゃんが生まれると、自分のペースで片づけすることがなかなか出来ないので、仮置きボックスの活用はおすすめです。
いっぱいになったら、整理する習慣を夫婦で共有するといいですね。
2、床掃除
床掃除って毎日行うのは難しいですね。
赤ちゃんを迎える前に、一度清潔にしておくと安心ですよ。
臨月の妊婦さんは床掃除のようなしゃがむ動作は股関節が柔らかくなるのでおすすめです。
眠る場所は人間にとって重要です。生まれたばかりの赤ちゃんは眠っている時間も長いので、寝室の環境を整えておくことが必要になります。
毎日使う寝室は湿気がこもりやすく、環境や床の材質のよっては床に汚れがこびりついたり、カビが生えている場合もあります。
特にフローリングに直接マットレスや布団を敷いている場合は、この機会に一度床のお手入れを考えましょう。
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1、掃除機をかける
2、フローリングの場合は水拭きする
3、乾拭きする
4、換気をする
アルコールはカビを除去する働きをします。
カビを発見したら、カビの胞子が散らばるのを防ぐために掃除機をかける前に、対処する必要があります。
アルコールスプレーを吹きかけ、乾いた布で拭きましょう。
室内外の温度差で発生する結露や汗が布団と床の間に水分を溜め込み、カビが発生する場合があります。
毎日布団を干すことで予防できますが、現実的には難しいですよね。
布団の下に吸湿マットや、すのこを敷くことで予防できます。
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リビングの床掃除
リビングでは日中赤ちゃんと遊んだり、おむつを替えたりすることもあります。
新生児は肌のバリア機能が弱いので埃やハウスダストがアレルギーにつながる場合もありますので、きれいにしておくと安心ですね。
1、掃除機をかける
2、フローリングの場合は水拭きする
3、乾拭きする
4、床にラグを敷く
5、換気をする
リビングの床がフローリングの場合はカーペットやラグ、ジョイントマットなどを敷くと寒さ対策にもなりますし、おむつ替えなどでも重宝します。
赤ちゃんは吐き戻しやおしっこが漏れたりすることも多いので洗えるものをチョイスするといいですね。
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3、赤ちゃん用品の収納場所確保
タンスやクローゼットに余裕はありますか?
実際、生まれてすぐの赤ちゃん用品、服の収納はあまりスペースをとりません。
しかし、赤ちゃんは日々成長していきます。洋服はすぐサイズアウトするし、おもちゃなども増えていきます。
特にママパパの洋服は、今のうちに可能な限り要らないものは処分しておくことをおすすめします。
赤ちゃん用品の収納
赤ちゃんの服やおむつ、おしりふきなどの収納場所を考えましょう。
洋服は寝室に、おむつやおしりふき、綿棒、爪切りなどは可動式のワゴンに収納すると、部屋を移動できて便利です。
赤ちゃんを迎える為に臨月にやっておいたほうがいいこと、NGなこと
片付けの段取りの次に、やっておいたほうがいいことを紹介します。
合わせて臨月の妊婦さんがしないほうがいいことも覚えておいてくださいね。
やっておいたほうがいいこと
産後はとにかく赤ちゃんのお世話にかかりきりになりますし、なかなかゆっくり考えたりする余裕もなくなりやすいです。
今のうちに産後の準備をしておきましょう。
産後だけでなく、自治体や会社によっては産前も利用できるサービスがあるので是非調べてみてください。
産前もしくは産後に家事や育児サポートを依頼できるヘルパーのことです。
市町村などが実施している公的サービスと、会社が行っている民間サービスがあります。
それぞれ特性が異なるので、比較して自分に合ったものを選びましょう。
住んでいる地域によって、ヘルパーの有無やサービスの範囲なども異なりますので、役所などに問い合わせしてみるといいと思います。
公的サービス:
・料金:1000円~1500円程度/時間
・対象:出産にまつわる体調不良で家事や育児が難しい、家族のサポートが十分に得られない場合、赤ちゃんが双子や三つ子の場合など
・サービス:掃除、洗濯、買い物、育児サポート、話し相手など
・申請先:市役所など担当部署、事前面談が必要な場合が多い
民間サービス
・料金:2000円から5000円程度/時間
・対象:サービスを受けたい妊産婦
・サービス:家事、育児サポート、産後のママの体のケア、兄弟の世話など希望に応じて相談可能
市町村などの自治体が行っている事業で、子育てを支援してほしい人と子育てを応援できる人が会員登録を行い、双方がマッチングすると派遣される仕組みです。
・料金:700円~1500円/時間
・対象:赤ちゃんを持つ子育てを支援してほしい人(対象年齢は自治体によって異なります)
・サービス:家事、育児サポート、兄弟の世話、送迎、ママの体調不良時の一時預かりなど
・申請先:自治体の担当窓口、登録制・事前面談が必要
赤ちゃん用品の準備
産後1か月は産褥期といって、出産でダメージを受けた子宮をや体の為に安静にして過ごす時期になります。
その為、この時期までの赤ちゃん用品は用意しておいたほうがいいでしょう。
・おむつ
・新生児用肌着、洋服
・ベビーベッドもしくは布団
・沐浴グッズ
・哺乳瓶などの調乳グッズ
NGなこと
臨月の時期は、ゆったりと過ごし出産に向けて心と体を整える必要があります。
焦ったり、苛立ったりすることはなるべく避けて、周りの人に上手に甘えましょう。
部屋をとことん片づける
生物には「巣作り本能」といって、母親が赤ちゃんの為に良い環境を整えようとするメカニズムがあります。
よく妊娠中に急に大掃除をしたくなったりする話をきくのはこれが関係しているのかもしれません。
環境を整えるのは素晴らしいことですが、臨月の妊婦さんは完璧に清潔な部屋を目指したり、長時間掃除に没頭することは控えたほうがいいです。
臨月は更に体が重くなり、バランスが悪くなっています。
お腹が大きいと足元が見えず更に不安定になります。
なかなか買い物に行けないからと、たくさん買いすぎのはやめましょう。
自分で全てをこなそうとする
家の中にいると様々なものが目について、ついつい焦ってしまいますよね。
全てを完璧にする必要はありません。
赤ちゃんが生まれると、今までの生活よりも出来ないことは増えていきます。
小さい命を育てるのですから、思ったように出来ないのはあたりまえのことです
。
ひとりで何でもやろうとすると産後うつやノイローゼになる可能性もあります。
出産前から、パパや周りのサポートに頼ることを意識すると、少し楽になると思います。
まとめ
出産準備や赤ちゃんとの生活のことを考えると、あれもしなきゃこれもしなきゃと焦ってしまいますよね。
今回お伝えした3ステップの片付けや出産準備のポイントを参考に、出産に向けて前向きに準備していきましょう。
部屋の片付けや赤ちゃん用品の準備もパパと一緒に行えると、赤ちゃんを迎える喜びを共有できますよ。
赤ちゃんとの生活は新しい発見や喜びが待っています。
その分大変なことも山のようにあるからこそ、周りにあるものを上手に活用して子育てが楽しくなればいいなと思います。