部屋を片付けたり、断捨離していると、使わないけど捨てるにはもったいないと思う物が出てきます。
よくある物でいえば、
- 着なくなった服や使わなくなったバッグ
- 放置していたダイエット器具やスポーツ用品
- 買ってみたけどあまり使わなかったコスメ類
など、押入れや引き出しに眠っていませんか?
まだキレイな状態だったり壊れていない物であればなおさら、他に誰か使ってくれないかな?と思ってしまいますよね。
とは言え、家の近くでバザーやフリマが開催される事もないし、リサイクルショップに持ち込むのも面倒くさい…。
そんな時に便利なのがフリマサイトです。
最近ではスマホアプリで簡単に出品できるので、10代の学生からシニア世代まで幅広い年代が活用しています。
そんなフリマサイトのメリットとデメリットをまとめてみました。
フリマサイトの6つのメリット
まずはフリマサイトを利用する時のメリットをチェックしてみましょう。
スマホで簡単に出品できる
フリマサイトの一番の魅力はなんといっても、スマホアプリから簡単に出品できる事。
商品の写真を撮影し、詳細の説明や金額などを入力するだけですぐ出品できるので、ちょっとした隙間時間を利用できて便利ですよね。
スマホ一つで出品から取引完了までできるのも手間がかからず、人気の理由の一つです。
ユーザー数が多く、人気の物は売れやすい
フリマサイト最大手の「メルカリ」や楽天が運営する「ラクマ」、ヤフーが運営する「PayPayフリマ」など人気のフリマサイトは利用者が多く、売買も活発。
人気の商品や流行り物などは、出品してすぐ売れた!という事も多いです。
どうせ出品するなら売れた方が嬉しいし、やる気もアップしますよね。
意外な物でも売れる
例えば、片方だけになったピアス、色が合わなかったコスメ、ブランド物の紙袋や空き箱など、「こんな物まで?」という物が売れる事があります。
子供が工作で使うトイレットペーパーやラップの芯、牛乳パックなども需要がありますし、雑誌の付録やペットボトルのおまけで付いているおもちゃなども人気商品の一つ。
家で持て余しているような物があれば、試しに出品してみてはいかがでしょうか?
自分で価格を設定できる
リサイクルショップや買取店ではお店側が商品を査定し、買取金額を決定します。
商品の保存状態や市場状況によって査定額が決まるので、思っていたほど金額が上がらずモヤモヤする原因にも。
その点、フリマであれば出品者が値段を決めて売る事ができるので、「査定額にモヤモヤ…」という事がなくなります。
匿名配送で安心して取引できる
フリマサイトを利用したいけど、自分の住所を知られるのは嫌…と敬遠している人でも、安心して取引できる「匿名配送」というサービスがあります。
匿名配送とは「商品発送や受け取り時に、お互いの個人情報を明かさず商品をやりとりできる配送方法」の事。
メルカリやラクマ、PayPayフリマなど、現在では多くのフリマで利用されているサービスです。
フリマサイトが仲介するので安全に取引できる
商品を送ったのに代金が受け取れない…などのトラブルを心配する人もいますよね。
どのフリマサイトでも、商品代金は一度運営会社が預かり、取引完了を確認してから出品者に代金が支払われる仕組みになっているので、安全に取引ができます。
フリマサイトの5つのデメリット
フリマサイトにもデメリットはあります。利用の時には注意しておきましょう。
販売手数料、出金手数料がかかる
出品した商品が売れた時に発生するのが「販売手数料」です。
フリマサイトによっては手数料0円から売上金の10%まで様々あります。
また、ある程度売上金が貯まり、口座に振り込みする時にも「振込手数料」が発生します。
こちらもフリマサイトによってまちまちですが、振込手数料は100円〜210円、メルカリのお急ぎ振込を利用するとさらに200円が差し引かれます。
そのため、せっかく売れたのにそれぞれの手数料を引いた後の入金が思っていたより少なくてがっかり…という事もあるので、それぞれのフリマサイトで確認しておきましょう。
出品してもすぐに売れない事がある
商品によっては、出品しても中々売れない事もよくあります。
- 写真が魅力的に見えない
- 同じような商品の相場より値段が高い
- 他の出品に埋もれてしまっている
など、売れない原因は様々。
商品説明文を書き直したり、商品がキレイに映るように撮影し直す、値段の相場を調べて変更するなどの工夫も必要になってきます。
さらに、売れるまでの間はずっと家に置いておかなくてはならないので、不用品の処分で利用しているのにいつまで経っても片付かずイライラしますよね。
いらない物はすぐ処分したい!と思っている人には不向きかもしれません。
出品作業が面倒
スマホで簡単に出品できるのがフリマサイトやアプリの大きなメリットですが、この出品作業が面倒になってしまう事があります。
写真がキレイに見えるように撮影を工夫したり、発色が良くない場合や、薄暗くくすんで見える写真は加工する手間も増えます。
商品説明文もブランド名だけでなくサイズや寸法、いつ頃購入した物か、保管状態はどうだったかなどの詳細を書かなくてはなりません。
無用なトラブルを避けるためにも必要ですが、出品する物が多いとその分、出品作業だけで手間がかかってしまいますよね。
ユーザー同士の対応
フリマサイトで欠かせないのが、購入者からの質問や値下げ交渉などの対応。
最初は真摯に対応していても、数が増えてくると一つ一つに丁寧に対応するのが難しくなる事も。
また、フリマサイトによっては公式にはないユーザー間での独自ルールが存在している事があり、始めたばかりの初心者にとっては分かりにくくトラブルの原因になる事もあります。
このようなユーザー同士の対応が、人によっては面倒に感じてしまいます。
梱包から発送までの手間がかかる
商品が売れた後は、梱包して発送しなくてはいけません。
手元にある段ボールなどで梱包できれば良いですが、足りない場合は買い足す必要もありますよね。
また、商品によっては防水の工夫が必要なものや、割れ物などは緩衝材も必要です。
1件や2件なら手早く発送できても、複数重なってくると意外とに大変な作業量に…。
そのため億劫になってしまう事があります。
他にも、配送業者に持ち込みや集荷に来てもらうのも人によっては手間に感じるポイントです。
もっと簡単に処分したい…そんな時は?
フリマも良いけど、不用品が多くて出品が面倒…と思っているなら、買取専門店を利用してまとめて処分してしまうのも一つの方法です。
ネットから申し込み、段ボールに商品をつめて送るだけなので簡単ですよね。
買取専門店が気になる方はこちらからどうぞ↓
これも買取OK!?おすすめの買取専門店まとめ
フリマサイトはそれぞれメリット・デメリットもありますが、不用品が処分できてちょっとしたお小遣いが入ってくるのは魅力的ですよね。
捨てるのはもったいないな…と思う物があるなら、フリマサイトを活用してみてはいかがでしょうか?