物でお部屋がいっぱいで悩んでいませんか?
片付けないといけないのだけど、気力がなかったり、捨てる物と捨てない物の区分けができなかったり…
実はそれは病気のサインかもしれません。
捨てたくても捨てられない方や、ご家族に片付けができない方がいたら注意です!
「面倒くさいだけだ」とか「自分に甘いだけ」
なんて、一人で抱え込んでいませんか?あなたの知らないうちに、心はとっくに疲れてしっまっています。
この記事では物が捨てられなくて苦しんでいる方の解決策をご紹介します。
これを読むと様々な病気が発見できたり、なりやすい予備軍の方を掲載し解決方法があります。
物を捨てたいけれど捨てられない方や、ご家族の中で当てはまる方がいれば、受診する事を検討した方がいいかもしれませんね。
物が片付けれないに潜む病
要らないものを大量にため込んでしまう事を溜め込み症といいます。
溜め込んだ物へ愛着が湧いてしまったり、「まだ使えるかも」といつまでも放置したままになってしまうのです。
そのほかには、溜め込んだ物を捨てることに対して恐怖感をもっている方もいるでしょう。
これらをひとまとめにしたのを溜め込み症と呼んでいますが、症状には発達障害が原因なものもあったり別の病が潜んでいたりします。
では、それぞれに特徴がありますのでご覧ください。
うつ病
気分の落ち込みや、精神的にマイナス思考になっていってしまうこの病。
うつ病は身体的にも問題がありますが、体にも異常が発生してしまいます。
それが原因で、何をするにも憂鬱になり無気力だから、ゴミ捨てという行為もできなくなります。
セルフネグレクト(自己放任)
生活環境が悪くなっていきゴミが散らかり出したのに対して、解決しようとしなくなっていくのが特徴です。
部屋が散らかった状態がしばらく続くと「なんとかしよう」から、次第に「このままでいいや」となって行ってしまいます。
最終的には片付けという行為を放任してしまうのです。
きっかけは精神的なストレスで発生する事が多いです。
ASD(自閉症スペクトラム障害)
主に人付き合いが苦手な症状です。
一見片付けとは関係ないようにみえますが、ASDの中にはアスペルガー症候群という症状があります。
アスペルガーの人は想像力やイメージすることが苦手で、物事へのこだわりが強いです。
また、自分の興味がないことには全く行動が出来ないので、片付けに興味が湧かないと整理整頓が出来ないでしょう。
OCD(強迫性障害)
不安やこだわりが強く自分で自分を強迫しているかのような症状があります。
万が一を考え備品として、同じ物を大量にかってしまったり、もしかしたらまだ使えるのではと、物を中々捨てられなくなってしまいます。
この症状で物の収集や処分に対して、不安を覚えてしまいますので、片付けと言うよりも物を捨てる事ができない方はこれに当てはまります。
ADHD(注意けっかん・多動性障害)
不注意が多かったり、落ち着きがないのが特徴です。
特徴のままで注意力が散漫していて、片付けが終わる前に他のことに興味が湧き、目移りした結果片付けを忘れてしまいます。
一度にたくさんの情報を処理するのが苦手で、片付けと言う行為自体あまり得意ではありません。
これらの精神的な病は自分一人だと改善する前に諦めたり、中々原因に気がつく事が難しいです。
なので、周囲への協力を煽ったり、きちんとした治療をおこなっていく事をおすすめします。
なりやすい人の特徴
発達障害などは、生まれつき持っていた可能性がたかいですが、後天性で大人になってから発症する場合もあります。
この他には、仕事や学校でいじめにあったり失敗をしたなど、失恋や身内の不幸といった悲しい出来事や喪失感がきっかけになってしまい、強いストレスを感じると発症しやすい状態になります。
また結婚や旅行、引っ越しなどもあてはまる場合も。
ストレスを感じやすい人は、真面目な人や完璧主義、気をよく使う人と責任感が強い人です。
当てはまる場合の解決策
まずは一人で抱え混まないことをおすすめします。
誰かに相談したり、今の自分を責めないことから初めていってください。
私も一人でなんでも抱え込む癖があり辛い思いをしたことがありますが、いざ周りを頼ってしまえば、意外と重大なことじゃないことばかりです。
少しづつ前へ進みましょう。
必要な物か考える
買おうとしているものは急に必要なのか、もしくは代替えになるものが家にあるのではないか考えてから購入や入手するようにしてください。
物は多ければ多いほど収納スペースが必要なのも頭に入れておくといいですよ。
捨てる事への罪悪感を無くす
少しずつでいいので、現在使っていないものはゴミなんだと、判断できるようになりましょう。
1日一個ずつでもいいので捨てるという行為に慣れていくことが大事です。
病院できちんと検査を受ける
辛い時は、お医者さんへ相談するのが一番です。
重く考えずに自分が楽になれると考えると病院へ足が遠ざかることもなくなります。
診断から、治療やリハビリなど丁寧に見てもらえますよ。
まとめ
一人で解決できることにも限界があります。
周りに相談したり、家族に手伝ってもらったり、病院で専門のお医者さんに治療してもらうことが大事ですよ。
そして、身近な人がここに当てはまる場合は出来ない事を責めるのではなく、克服するために応援して協力してあげることが、大切です。
病気を直すまでには時間がかかりますが、しっかりと直して綺麗なお部屋で過ごせばストレスも減っていくでしょう。