洗濯物が片付かない悩みを動線の見直しで解決

・脱ぎっぱなしの服にイラっ
・もう片方の靴下はどこ!?
・乾いた洗濯、たたむのが面倒

スムーズに洗濯物が片付かないと感じる方。
洗濯の手間もそうですが、『ちょっと協力してくれたら良いのに』なんて不満もありますよね。

「何度言ったらわかるのか」

「何で手伝ってくれないか」

なんてモヤモヤやイライラも。

そこでこの記事では普段の家族の行動が洗濯のお手伝いになっちゃう動線づくりやお助けアイテムなどをご紹介します。

リフォームなどしなくても、動線の工夫次第で洗濯物だけではなくおうちの中が片付きやすくなりますよ。

洗濯物の片づけで面倒と感じる事

ほっとくとドンドンたまっていく洗濯物。
皆さんは洗濯物の片付けでどんな所が面倒に感じますか?

・『脱ぎっぱなし』の回収作業

・靴下をセットにする

・洗濯物をたたんでしまう事

洗濯物の片づけで面倒に感じやすそうなポイントを挙げてみました。
単純に作業が面倒なのもありますが脱ぎっぱなしなど、家族に仕事を増やされるイライラで片づけが嫌にやる事もあるかと思います。

まずは一旦、それぞれの『面倒くささ』や『イライラ』をポジティブに整理してみましょう。

 

脱ぎっぱなしの回収作業がなくなったら1工程無くなってラクなのに。

靴下をセットに洗濯にだしてくれて、そのままセットで洗ってしまえたらすごくラク!

洗濯物をたたまなくても良い収納なら洗濯物の山ができなくなりそう!!

 

MEMO
まとめると、脱ぎっぱなしが無くなり、靴下がセットで洗えて、たたまない収納ができれば洗濯物の片づけが楽になりそうですね。

では実際どのような工夫ややり方をすれば上の様な片づけができるのでしょうか。各工程ごとに見ていきましょう。

「洗う」をラクに!

「洗う」での起こりやすい問題は、上着や靴下の脱ぎっぱなしです。何度も注意してもなかなかなおりませんよね。

何度言ってもやってくれないのではあれば、やりやすい環境や動線を作ってみましょう。

▢脱ぎっぱなしを防ぐ動線作り

動線作りと言われると難しそうに思いますが、まずはなるべく部屋に脱ぐ物を持ち込まない工夫をしてみましょう。

玄関の近くに上着を掛けられる場所をつくればリビングへ入る前に脱ぐので持ち込んでの脱ぎっぱなしをかなり減らしてくれます。

動線の例

STEP.1
上着を脱ぐ
玄関で上着を脱ぎコート掛けにかける。
STEP.2
手洗いうがい
上着を脱いだらその足で洗面場へ。
STEP.3
靴下とマスクを洗濯カゴに入れる
靴下や布マスクを洗濯カゴにポイッ。

 

脱ぎっぱなしをしやすい靴下は洗濯カゴの近くで脱いでもらえたら散らかりにくいです。その他、収納スペースがあるおうちならちょっとした家着や靴下、下着を収納してみてはどうでしょうか。洗濯機の近くで着替えができ、自然と洗濯物が集まりやすくなります。

このような工夫で動線の範囲をせばめてあげると、家のあちこちに脱ぎっぱなしの服が散乱しにくくなります。

▢靴下の迷子を防ぐ

靴下は脱ぎっぱなしの他に、セットにしたり、裏返しを直したり「洗う」「干す」「しまう」どの工程でも煩わしさを感じやすいです。

靴下の洗濯には下のようなお助けアイテムがあるので是非試してみてください。更に動線の工夫があればセットにするのがラクになるだけではなくアイテムの回収もラクに!家族に協力してもらい洗濯カゴに入れる前に付けてもらえるようになったらさらに大助かりです。

おすすめお助けアイテム

 

・靴下洗いの3兄弟
靴下を1足分はさんだまま洗濯できるので相方を探す手間が無くなります。
洗濯機から出したらそのままにピンチハンガーにはさめて干せるのでとっても便利!
3兄弟をそのままつけたままポイっと収納することもできるのでゴムの部分がいたみにくくなるメリットも。家族が入れやすい場所に返却BOXを置けば回収もスムーズにできます。

 

・靴下ランドリー
靴下を揃えたまま洗濯・乾燥・収納までできるんです。
テレビでも紹介されていたアイテム。乾燥機能を使うときにも使えるので、乾燥機を良く使う人におすすめです。

 

 

「干す」・「しまう」をラクに!


「干す」には天気の問題。「しまう」にはたたむ手間の問題。こちらも動線の工夫や便利アイテムを活用していきます。

▢たたまない収納の活用

洗濯物をたたむ時、終わりのない作業に感じたり、せっかく綺麗にたたみ終わったのに収納中に崩れてたたみなおした経験ありませんか?

わが家でも「たたんだから、持って行ってね」とリビングのソファーの上に置いていたのに、放置なんて事もよくありました。次の日、放置された服は床に崩れ落ちてたたむ前の状態に戻っていた事も。

そこで「たたむ収納方法」をやめ、「たたまない収納」にしました。
乾いてからハンガーにかけるのは面倒なので干す工程でハンガーにかけます。下のような動線改善を事前にしておくとさらに効率よく干すことができますよ。

動線の工夫と準備

洗濯機側に突っ張り棒をつける

洗濯機の側に突っ張り棒をつけると、洗濯機から直接ハンガーにかけた物をひっかけておけます。
ピンチハンガーも突っ張り棒にぶら下げその場で干すことができるので便利です。
突っ張り棒は耐荷重量を良く確認しましょう。細すぎると突っ張り棒ごと落ちてきてしまいうので注意が必要。

取り込口付近に突っ張り棒

取り込む出入口付近に突っ張り棒をつけておくと、家族が自分で片付けるまでの一時置き場ができます。また天気が悪く外に干せない日は部屋干しスペースにも早変わり。こちらの突っ張り棒も耐荷重量を良く確認しましょう。

収納スペースに

押し入れなどでハンガーをかけれない時も突っ張り棒が便利です。しかし一時置き場と違い、かけておく重量がかなり重くなるため耐荷重量を良く確認し購入してください。

収納が少ない部屋にはウォークイン突っ張りハンガーもおすすめです。こちらは洋服をたくさんかけれる設計になっているので安心してたくさんかけれます。

【おすすめアイテム】

 

・ウォークイン突っ張りハンガー 

簡単にウォークインクローゼットが作れる人気の突っ張り式ハンガー。洋服がたっぷり掛けられます。本体の幅も空間に合わせて伸縮できるので、置きたい場所にぴったり設置できます。

 

下着や靴下はゆるく管理

1枚ずつたたむのは大変なので、パット入れられる収納スペースをつくる。100均などで売っている仕切りボードやカゴで、靴下、下着などザックリ分ければOK。

洗濯物を干す

STEP.1
ハンガーにかける
カゴに出さず直接ハンガーに洗濯機の側にあるかけ突っ張り棒へ仮置きでかけていく。
STEP.2
細かいものをピンチハンガーへ
ピンチハンガーは事前に洗濯機の側にある突っ張り棒へセットしておき、靴下・タオル類などもカゴに出さず直接ピンチハンガーにかけていく。
STEP.3
干す場所へ持って行く
全部かけたらまとめて干すところへ持っていく。

洗濯物を取り込む・収納

STEP.1
洗濯物を取り込む
洗濯ものを取りこんだら突っ張り棒にかける。
この時大体持ち主ごとにわけておく 。
STEP.2
タオルも取り込む
タオルなどは外しながらたたむ
STEP.3
家族に自分のものを収納してもらう
寝る前にクローゼットにしまってもらう。

下着屋や靴下は、仕切りやカゴを活用し、ポイっと入れてもらう。

STEP.4
ハンガーを戻してもらう
ハンガーを洗濯機上の突っ張り棒に戻してもらう。

 

我が家は休みの日だけ庭でに外干しするため、近くの窓に突っ張り棒を取り付け一時置き場として活用しています。ハンガーを活用すると『しまう』工程がとっても楽になります。

おうちの間取りにより、やりやすい方法や動線が変わってくるとは思いますが自分や家族がどのようにすれば苦に感じずやりやすいか確認しながらベストな方法を見つけていきましょう。

 

まとめ


今ある間取りはなかなか変えることが難しいですが工夫次第で色々な動線が作れます。

今回は洗濯物の片づけにあった動線を紹介しましたが、部屋の掃除がしやすくなる動線、食事の後片づけがしやすくなる動線など、他の片づけにも横展開してみましょう。
気づいたら家事が効率良くできる家に変わっていきますよ。

動線作りの注意点として、家族それぞれのルーティンもあると思うので自分一人で全て決めるのではなく是非家族と話し合いの場をつくってみて下さい。

家族皆んなが使いやすい動線作り、最初は難しいかもしれませんが少しずつアイディアを出し合い、擦り合わせしていけばピッタリな動線や方法が見つかるはずです。
こうしてできた家族のルーティンは効率的に片づくだけではなく、家族の協力を感じながら気持ち良く片づけができますよ。

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