1日で汚部屋を片付けるための5つの準備と10のステップ

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  • ガスや電気の点検、消防点検がある
  • 学校の家庭訪問で先生が来る
  • 急に家電が壊れて業者が来る

汚部屋で一番困るのは来客の予定が入って、どうしても家に上げないといけない、という事態になった時ではないでしょうか?

訪問予定日までになんとかしなきゃ!と慌てて片付け始めても、溜め込んだゴミや物が多いほど思うように進みませんよね。

そこで今回は、汚部屋を1日で片付けるための準備や片付け方をご紹介します。

汚部屋は1日で片付くの?

そもそも汚部屋って1日で片付くのでしょうか?

 

答えは部屋の状態によって変わってきます。
ワンルームや部屋数が少ない間取りで、床が見えるか見えないかの汚部屋であれば自力で片付ける事は十分出来ます。

広い部屋でも散らかっている物が少ないとか、収納場所にきちんとしまえば片付くような部屋も自力でなんとかなります。

逆に汚部屋数が多かったり、ゴミなどが床を埋め尽くす部屋、通る場所すらないほどゴミが積み上がった部屋などは1日ではとても終わりません。

ゴミが多すぎるとか、自分ではとても片付けられそうにない場合はプロを頼るのもアリです。

 

自分の部屋はどんな状態でしょうか?自力でもなんとかなるかもと思える部屋であれば、さっそく片付けのための準備にとりかかりましょう。

汚部屋を1日で片付けるための5つの準備

仕事の都合など、どうしても片付けにあてられるのは1日しかない。

こんな時は、その1日に向けてしっかりと準備し、当日は集中して一気に片付けられるようにしておきましょう。

計画を立てる

1日で片付ける場合は、当日になってどこからしようかな?と考えながら始めてしまうと、どこも中途半端なまま結局片付かなかった…なんて事になってしまいます。

 

最初はどこから始めるのか、どの部屋を重点的に掃除するのか、必要な物はどこにまとめておくかなど、計画を立てておきましょう。

 

来客がある場合は、リビングに通すのか、キッチンに立ち入るのか、トイレに行くかもしれない、なども考えて、立ち入りそうな場所を中心に片付けるというのも効率的です。

また、ゴミの分別がわからない、ゴミの収集日がいつなのかがわからないなどの時は、早めに自治体のホームページや電話で問い合わせておきましょう。

道具をそろえる

計画を立てたら次は必要な道具をそろえます。

  • ゴミ袋
  • 軍手やビニール手袋
  • マスク
  • 殺虫剤
  • 雑誌などを縛るひも
  • 割れた物を包む新聞紙
  • 油性マーカー
  • 拭き掃除用の雑巾
  • 掃除機
  • ゴミの分別一覧表

などは用意しておくと◎。

 

特にゴミ袋は途中で足りなくなって買いに走らないよう多めに用意しておきましょう。

当日のゴミをどう処分するのか決めておく

当日に出たゴミは出来るだけ早く出してしまう方が気分的にもスッキリします。

また今度と別の部屋などに置いておくと後回しになって結局出せずにそのまま、という事もあるので、その日のうちに確実に処分してしまいたいですよね。

 

ゴミを捨てる方法は3つ。

  1. 市のゴミ収集日に合わせてゴミ収集所に持っていく
  2. 車があれば市のクリーンセンターに持ち込む
  3. ゴミの回収業者に引き取ってもらう

一般的なゴミ収集所に出しに行く方法だと、地域によっては一回に出せるゴミ袋の量が〇個までと決められている場合も。また、市のクリーンセンターへの持ち込みにもルールがあるので、自治体にそれぞれ確認しておきましょう。

 

壊れている大型家具があったり、ゴミが大量すぎて車で運べないという時は、民間のゴミ回収業者に頼んで自宅まで取りに来てもらう方法もあります。

業者によってはゴミの分別不要のところもあるので、このゴミは何ゴミ?といちいち止まる必要がなくなり、短時間で片付けたい時には便利です。

お金はかかりますが、回収業者に依頼する場合は早めに相談しておきましょう。

前日までに出来そうなところは片付ける

ゴミの量によっては1日で片付けるのに不安に思うかもしれません。仕事から帰ってきて余力があるなら少しずつでも短時間でも良いので片付けを始めていきましょう。

  • 狭いスペースだけ
  • 手近なゴミを袋に詰めるだけ
  • 翌日ゴミの回収日があるからその分だけ

など、当日が少しでも楽に、短時間で終わるように進めていくと当日の片付けがスムーズです。

前日は早めに寝ておく

ゴミの片付けや掃除は思っている以上に体力勝負です。出来るだけ早めに寝て体力を回復させておきましょう。

汚部屋を1日で片付ける10のステップ

片付け当日はダラダラと作業したり、一つ一つ丁寧に仕分けするような時間的余裕はありません。

動きやすく汚れても良い格好で、てきぱきと行動しましょう。

ステップ1: 玄関などゴミを出すための動線を片付ける

一番最初に取りかかるのは、ゴミを出すためのルート確保。

 

部屋からゴミを出す時や、ゴミを外に出す時にもここが片付いていると作業がしやすくなります。

それに玄関は元々収納する物が少なく、他の部屋と比べても掃除がしやすい場所なので、最初に始めてもそれほど時間をロスしにくいため、片付けを始めるなら玄関から通路、各部屋へ行くのがおすすめです。

ステップ2:大きい物、数が多い物から処分する

片付けの基本は「不要品の処分」ですが、特に短時間で片付けたい場合は大きな物や数の多い物を捨てると、それだけでも部屋によってはスッキリします。

  • 壊れた大型の家具
  • 古くなったソファやクッション
  • 大きいぬいぐるみ

などの粗大ゴミは自分で処分するより、片付ける日に合わせて回収業者に引き取りにきてもらう方が簡単に片付きます。

 

  • 空の弁当やペットボトルなどの生活ゴミ
  • 空の段ボール
  • 使用済みのティッシュや空の空き箱
  • 不要なダイレクトメールやチラシ

などの数の多いゴミは、分別しながら袋にどんどん詰めていきましょう。

 

こちらも回収業者に頼んで分別不要で全てのゴミを処分する予定なら、分別する手間も省けるので更に効率的です。

ステップ3:食器や服、日用品を片付ける

ゴミを片付けている時に出てくる食器や服、日用品などは不要品であればそのまま袋へ、そうでなければ空いているスペースに種類ごとにまとめて置いておき、ゴミがあらかた片付いた後に改めて必要かどうか仕分けしていきましょう。

服の場合

服を残すか捨てるかの判断基準は「過去1年間で着たかどうか?」です。アイテムごとに分けてクローゼットやタンスに入る量だけ残すようにし、入りきらなかった物は処分してしまいましょう

汚れていたり、洗ったか洗ってないかよくわからない服は一旦洗濯機の中にまとめていれておくか、後日コインランドリーに持っていくように袋につめて洗濯機のそばに置いておきます。表に大きく「洗う」と書いておくと後で分かりやすいですよ。

食器の場合

乾いてカピカピになった食器はキッチンの流しへおき水につけておくと後で洗い物をする時に落ちやすくなります。割れた物はケガをしないように新聞紙に包んでゴミ袋にまとめて入れておきましょう。

日用品の場合

日用品などの細かい物はひとまとめにして、片付けは後回しにします。よくあるボールペンや乾電池などが大量に見つかった場合は、ボールペンなら2~3本、乾電池は1パック分くらいをストックの目安を考え、それ以上にある物は捨ててしまうとスッキリします。

 

ここで埋もれていた物たちはほとんどが不要と判断して思い切ってすべて処分しても良い物です。

「後で使うかも…」「まだキレイだしもったいない…」なんて思っても今後も使う事はまずないです。

ステップ4:紙類を片付ける

次に書類などの紙類ですが、これらは空いている段ボールにでもまとめて置いておく事をおすすめします。

チラシやパンフレットなどの明らかに不要とわかる物であればそのまま捨てても良いのですが、積み重なった紙類の中には、いらない紙と重要な書類とが一緒くたになっている場合があります。

それらを一つ一つ確認していたら1日では片付かなくなってしまうので、段ボールにまとめて入れておき、後日改めて必要かどうか判断しましょう。

ステップ5:雑貨などの小物を片付ける

雑貨も日用品と同様にいらない物は処分し、必要な物はひとまとめにして散らばらないように段ボールに入れておくのがおすすめ。

細かい物や小さい物が多いので、1日で片付ける時にはざっくりと選別し、後日仕分ける方が良いです。

ステップ6:本を片付ける

古い物順に捨てるのも一つの方法ですが、気に入っているシリーズや、手元に置いておき後で読み返したい物、アルバムなどがあるので、直感的な判断が難しい事が多いです。

読み返す事のない雑誌やカタログなど、間違いなく捨てても良いと思う物は処分し、後はまとめて本棚の近くに置いておきましょう。

ステップ7:収納場所に戻す

ゴミと必要な物が分けられたらそれぞれの収納スペースに片付けていきます。

この時、収納場所自体が汚れていたら、雑巾などで軽く拭き掃除をしてから戻しましょう。

服はクローゼットやタンスへ、食器は洗って食器棚へ、本は本棚へとそれぞれの収納場所に戻していきます。

 

日用品や雑貨、書類などの後日仕分けが必要な物は目につくところに置いておき、それぞれの箱にいつ仕分けするのか日付を入れておくと忘れません。

ステップ8:トイレやキッチンなどの掃除

来客が立ち入るかどうかによって省くのもアリですが、せっかくならここも掃除してしまえばスッキリします。

 

基本的には他の部屋と同様に

  • ゴミの処分
  • 必要な物品と不要品を分ける
  • 収納スペースに戻す

この3つを済ませ、掃除にとりかかります。

ステップ9:ゴミを出す

前日までの準備の段階で決めた通り、ゴミを出していきましょう。

ゴミステーションに持っていく場合やクリーンセンターに持ち込む場合は、カレンダーに印をしておいたり、スマホのアラームなどで通知するようにしておくと出し忘れが防げます。

ステップ10:部屋の掃除をして終了!

ゴミを全て出し終え、部屋がスッキリしたら最後に部屋の掃除をします。

掃除の基本は

  • 上から下へ
  • 奥から手前へ

棚や家電などに上から下へはたきをかけてホコリを落としたり、雑巾で拭き掃除をします。

窓や壁なども雑巾で拭いていき、最後に掃除機で床に落ちたホコリや細かいゴミを吸っていきましょう。

 

余力があれば床も拭いてしまえば見違えるほどきれいになるはずです。

まとめ

1日という短時間で汚部屋の片付けと掃除まで済ませるためには、事前の下準備がどのくらい出来るかと、当日いかに作業スピードを落とさず物を減らせるかがポイントです。

 

悩む時間を極力省き、捨てるか迷いそうな物はまとめて後日きちんと仕分ける事にして、当日は出来るだけ一気に片付けてしまいましょう。

 

不要品をどんどん捨てていくうちに、だんだん捨てるのが楽しくなってきますよ。スッキリとした部屋は気持ちもスッキリさせてくれるので、できるかな?と迷っているならまずは手近なところから始めてみましょう!

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