・掃除が面倒
・壁紙や床のカビが気になる
・使いかけの化粧品が沢山
・試供品がいっぱいある
水回りの為、色んな汚れが集まりやすい洗面所。掃除が大変なスペースでもあります。
さらに洗面所は家事や日常生活の動線を考えるとどうしても収納したい物も多くなりがちです。脱衣場や洗濯スペースとして併用している間取も多いです。
毎朝使う洗面所が、清潔感がなく整理整頓されていなかったら気分も沈んでしまいますよね。
そこでこの記事では場所別に、掃除方法と汚れ予防を主に紹介します。キレイになった洗面所に必要な物だけを収納していきましょう。
キレイに整理された1日の始まりを気持ちよく迎える事ができますね。片づけやすい洗面所づくり、一緒に試してみましょう。
洗面所を片付けるには
▢洗面所の片付け手順
まず初めに洗面所の片付け手順を整理します。
全て物を取り出す。
置いとくもの、ストック量を決める
汚れ落としと汚れ予防対策
足りない収納分スペースをつくる
すぐ片付けに入る前に、洗面所が片付かない原因も考えてみましょう。片付けのヒントになるかもしれません。
▢考えられる原因
洗面所は他の場所に比べると本来物が少ない場所なのに、なかなか片付かない場所ですよね。では何故片付きにくいのでしょうか。
- 洗面所がせまい
- 物が集まりやすい
- 水回りだから汚れる
- 湿度高い場所
- 汚れが飛び散りやすい
洗面所は水回りの中でも浴室の次に湿度が高くカビ、水垢、サビなど色々な汚れが発生しやすい場所です。
さらに洗面所は1日に何度も使う場所。使う頻度が高く汚れが飛び散り汚れやすいのでこまめに掃除しないとすぐ汚れてしまいます。
洗面所に洗濯機を置いている家庭も多いかと思いますが、衣類からもホコリが発生しやすいです。壁などに付着したホコリが水分や匂いを吸い、洗面所の匂いが気になってしまう事も。
また、汚れの種類が多くそれぞれに有効な洗剤を使用するかと思います。洗剤には一緒に使うと危険な組み合わせがあるので注意を良が必要です!!
次に洗面所の広さです。間取りにもよりますが、一般的に洗面所では、洗濯・入浴の着替え・洗顔などスペースの割に使う用途が多い場所です。
収納など、出来る事なら使うすぐ側に置いときたいですよね?
そうなると物が集まりやすく収納が足りなくなって、物がごちゃごちゃ片付かなくなります。
▢洗面所の物を増やさないコツ
洗面所が片づくには、掃除をこまめにして収納が増えれば洗面所が片付きそうです。
しかし、安易に収納を増やしてしまうとかえって物を増やす原因になってしまう事も。
掃除もこまめにするのは正直大変ですよね?
そこでプラスα、下のような工夫を加え片付けをしていきます。
・収納 もったいなくて捨てられない化粧水などは小瓶に入れ替え外出先で使う用に。シャンプーは兄弟に譲るなどして処分しました。 次に定量を決めていきます。私は買い置きしすぎると在庫がわかりずらくなり、かえって余分に買いすぎスペースに収まらなくなるので洗剤と化粧品関係は1つまで、シャンプーや洗濯用洗剤などは家族が多く消耗が早いので2つと決めています。 ストック数や置く物は収納スペースの余裕や生活スタイルに合わせて決めましょう。 【何個しか置いてはいけない】 という制限ではなく、 【ルールを決めておく事】 です。 関連記事 『混ぜるな危険』の洗剤は汚れが落ちやすく便利ですが、危険性もしっかり理解し使用して下さい。 水垢にはクエン酸などの酸性の洗剤が有効。カビにはカビキラーなどの塩素系漂白剤が有効です。その為洗面所の掃除では、近い場所で使用してしまいやすいので注意。 混ざってしまうと有害なガスを発生し大変危険です。 このガスを吸い込んでしまうと頭痛や意識を失ってしまう事も!! ※泡タイプのカビキラーは時間が経つと透明になる為、使用していた事を忘れてしまいうっかりクエン酸水をその上から使用してしまう可能性も!! の注意事項 うっかり混ぜたり併用してしまい刺激臭を感じてしまったら、換気をしできるだけ早くその場から離れて下さい。 ずっと危険なガスが発生し続けるわけではないです。慌てずガスの発生がおさまるまでその場に立ち入らないで下さい。刺激臭を感じ無くなったら水で洗い流しましょう。 洗面所の特に汚れやすい場所が上の4ヶ所です。取り出して整理が終わったものは戻さずそのまま掃除をしていきましょう。 ☑用意するもの ☑あると便利 主な汚れは水垢と手垢です。あまり汚れていない様なら少量の水を含ませた柔らかいきれいな布などで、全体の汚れを拭き取るだけでOK。 エコな掃除方法として新聞紙が便利です。新聞紙を丸めてくしゃくしゃにし、軽く水をつけます。スポンジがわりに鏡全体をこすりましょう。 仕上げにもう一枚くしゃくしゃの乾いた新聞紙で仕上げ磨きするとキレイになります。 キレイになったら汚れ予防対策を。撥水や汚れ予防のコーティング剤があります。これらを塗っておくと汚れにくくなります。 汚れにくくなった鏡の普段の掃除は、洗濯前の手拭きタオルでサッと掃き掃除できれば掃除が簡単に出来ますよ。 曇り止めの機能が付いている鏡は硬い物でゴシゴシ擦りすぎると加工部分に傷をつけてしまう恐れがあります。 ☑用意するもの ☑あると便利 基本の掃除は雑巾で水拭きし、仕上げに乾拭きしましょう。落ちにくい汚れは重曹水などを吹きかけメラニンスポンジでこするとおちやすいです。 洗剤が残っているとニオイや汚れの元となるのでしっかり仕上げ拭きしましょう。 照明カバーは外せるタイプなら外して掃除しましょう。照明カバーはホコリが多くついている為、しっかりホコリを落としてから掃除します。 水分を含んだホコリの塊は落としにくので乾拭きでしっかりホコリを落としてから水拭きすることをおすすめします。水拭き後もしっかり乾拭きしましょう。 キャビネットは掃除しやすい収納方法、照明カバーはこまめなホコリ落としで掃除が楽になりますよ。 関連記事 ☑用意するもの ☑あると便利 まずは排水溝のゴミを捨てましょう。洗面台にキッチンペーパーなどをしき、その上で掃除をするとゴミが流れず掃除ができます。 汚れが酷い時はハイターなどにつけ置きしブラシでこすって下さい。この時酸性洗剤と混ざらないよう注意!! 排水管からニオイがでしてきたらこちらも掃除します。 洗面台の排水管掃除には、バブルーンが便利です! らくハピ マッハ泡バブルーン 洗面台の排水管 200ml 排水管の掃除だけではなく、あまり掃除されないオーバーフローまで泡で一気に掃除してくれる優秀アイテム。洗浄・消臭・浸透除菌できます。塩素不使用で安心! ※オーバーフローとは洗面ボールに空いている穴。水が溢れないように調整してくれる穴。 100均などで売っているスポンジタイプのゴミガードを付けると髪の毛などのゴミの片付けが楽になりますよ。 洗面台のゴミガード(ダイソー) ※ゴム栓式排水溝専用製品のため、ポップアップ式に使用できません。 ☑用意するもの 水100mlに対しクエン酸が小さじ1/2程度を目安に混ぜる。水と混ぜているため長期の保存は不向き。できるだけ使い切りましょう。 蛇口付近も同様水垢や手垢が主な汚れなので、クエン酸などの酸性洗剤を使用します。塩素系漂白剤との同時使用使用はしないで下さい。 掃除方法は簡単です。クエン酸水に浸したキッチンペーパーを蛇口に巻いて2時間程放置。 この時輪ゴムを巻き付けるとキッチンペーパーがしっかりと固定されます。水垢がやわらかくなってきたら巻いていたキッチンペーパーでこすり汚れを落とす。 落ちにくい所は激落ちくんなどのメラミンスポンジでこすると簡単に落ちます。 最後にクエン酸をキレイな水で流し、雑巾で乾拭きしたら完了です。 こちらも洗濯前の手拭きタオルでサッと拭く習慣を取り入れてみましょう。 ☑用意するもの ☑あると便利 洗面ボールも蛇口掃除と同じ方法で掃除をしましょう。 洗面ボールは特に汚れやすいので、汚れ予防に自分でできる簡単なコーティングをおすすめします。キレイになるだけでなく撥水効果があり、汚れを定着させにくくしてくれます。 洗面台の掃除が終わったら次は壁を掃除していきます。 洗面所は湿度が高い場所のため壁紙も汚れやすいです。 特に洗面台と近い場所の壁紙は水やせっけんが飛び散りカビなどが発生しやすく掃除の工夫の他、汚れ予防をしっかりしましょう。 壁掃除は、壁紙の素材により洗剤や水が使えないものがあります。判断方法として、目立ちにくい端っこの壁紙に指で水をつけてみましょう。水を弾けば水拭きや洗剤を使ってOK! 水回りなのであまりないのですが、もしも水が浸透してしまう壁紙の場合、自分で汚れを落とすとシミになったりすり可能性があるので業者などに依頼することをおすすめします。 カビ落としをする時はしっかり換気し保護具をしっかりつけ掃除しましょう。 ☑用意するもの その他アルコールを使うと乾きが早くなるので仕上げ拭きが不要に。軽いカビ汚れならアルコールで落ちるメリットも。 ※後工程でカビキラーなどの塩素系漂白剤を使うなら、酸性洗剤ではなく、重曹やアルカリ性洗剤のセスキなどを使うと安心して掃除ができます。 カビが酷く、変色してしまった壁紙には「カビキラー」などの塩素系漂白剤が効果的です。洗剤を吹きかけ数分おいてから拭き取り、洗剤が残らないように何度か水拭きし、最後乾拭きします。 塩素系漂白剤は使用上の注意を良く読み使用してください。また、洗剤を使っての壁掃除は、汚れが強い壁程ムラになりやすい為洗剤使用前に目立たない場所で試してから使用しましょう。 洗面所の壁をキレイに保つには、こまめな換気を心がける事が重要です。カビのなどの発生を抑えれれば、他の部屋の壁紙同様、普段はホコリ落とし程度。季節の変わり目に水拭き掃除でキレイな壁を保つことができます。 洗面台の近くは、水はね防止に仕切りを立てたり、壁に汚れ防止シートをはってみてはいかがでしょうか? 汚れ防止シートは透明ではがしやすいタイプがあるので、インテリアを邪魔せず汚れたら張り替えられおすすめです。 関連記事 最後に床を掃除します。 ☑用意するもの ▢ゴミ類 ▢汚れ類 ▢特に落ちにくい汚れ類 間取りにもよりますが、洗濯機が置いてあったり、お風呂の脱衣場も兼ねた洗面所はこんなに汚れがいっぱいなんです。 まずは汚れを3種類にわけそれぞれにあった掃除方法を説明します。 床掃除をする時もよく換気し、洗剤使用の際はメガネや手袋などの保護具を使いましょう。 まずはゴミ類を、ほうきやドライシートなどで掃除します。 次に汚れ類を落としていきます。壁掃除と同じく塩素系漂白剤でカビを落とす予定があれば、クエン酸水などの酸性洗剤は避けましょう。 落ちにくい汚れはメラミンスポンジでこすればキレイになりますよ。 汚れが落ちたら乾いたタオルでしっかり水分を取りましょう。 最後に落ちにカビの掃除です。始めは重曹水をかけ、メラミンスポンジでこすってみましょう。落ちにく場合は粉状の重曹をかけます。その後固く絞った雑巾で拭き取る事でキレイに落ちます。 メラニンスポンジや重曹は床を傷つけないように優しく取り扱いましょう。床に傷つけてしまうと、そこから新たに黒カビが生えてきやすいので注意が必要です。仕上げに乾いたタオルでしっかり水分を取りましょう。 洗面所の綺麗な床を保つには、壁と同じくこまめな換気が重要です。また、床用のコーティング剤やはがせるフロアーシートがあるので、活用し汚れを防ぐことができます。 ◎おすすめアイテム ・100均アイテム ・突っ張り棚 必要な収納スペースが整ったら使用場所・用途に合わせ収納していきましょう。 今回は洗面所の片づけ、特に掃除を主にご紹介しました。 洗面所は毎日使う場所なのでどうしても汚れがたまりやすく定期的な掃除が必要です。 できるだけ掃除が楽にできるよう是非汚れの予防も一緒にしてみて下さい。 どうしても落ちない所はプロの技に任せるのもおすすめです。 毎朝出かける前に使う洗面所。洗面所がキレイだと1日の始まりを気持ちよく迎える事ができますね。
綺麗にするだけではなく汚れ予防もする。予防する事により日々の掃除が楽に!
安易に収納を増やさない。まずは定量を決め必要な分だけ収納を足す。不用品の整理
まずは不用品の整理から行います。
思いきって洗面台の中身やら全て引っ張り出しましょう。我が家では使いかけの化粧品、買い替えで失敗したシャンプーなど普段スルーしていた不用品がごっそり出てきました。
「物が捨てられない」を改善したい!片付かない理由と考え方を変えるコツ
掃除の前に
▢『混ぜるな危険』の危険性
▢もしも混ぜてしまったら
汚れやすい4ヶ所の掃除
▢洗面台(4パーツ)
【鏡】
・柔らかいタオル
・新聞紙
・酸性洗剤
・コーティング剤
酸性洗剤と塩素系漂白剤を絶対に混ぜて使用しない事。
【キャビネットや照明カバー】
・雑巾
・乾拭き
・キッチンペーパー
・重曹水
・メラミンスポンジ【排水溝】
・ブラシなど
・キッチンペーパー
・洗剤★キレイになった排水溝には
【蛇口周辺】
・クエン酸水
・キッチンペーパー
・雑巾
☑あると便利
・輪ゴム
・メラミンスポンジ【洗面ボール】
・キッチンペーパー
・雑巾
・メラミンスポンジ
・クエン酸水
また、新品の洗面台は元々コーティング処理されている可能性がある為施行業者の方に確認してからコーティングしましょう。▢壁
・重曹※
・雑巾
・乾いたタオル
☑あると便利
・メラミンスポンジ
・アルコール
まずはドライシートなどの乾拭きでホコリを落とします。基本的には重曹スプレーを雑巾に吹きかけ上から下に拭き掃除し、仕上げに乾拭きしましょう。▢床
・重曹※
・雑巾
・乾いたタオル
☑あると便利
・メラミンスポンジ
・アルコール洗面所の床は汚れがいっぱい!
・抜け毛
・繊維クズ
・ホコリ
・足裏の皮脂
・水垢
・洗濯機があればこぼれた洗剤カス
・カビ 収納スペースの確保
▢収納のおすすめアイテム
100均などで売っている突っ張り棒とカゴで2段にし種類ごとにストック品を収納する。
賃貸住宅など原状回復しやすい収納として、突っ張り棚があります。色々なサイズ展開があり自宅のデットスペースを活かした収納スペース作りにピッタリです。チェストより安く購入できます。まとめ